医者を説得して社会性を学ばせるために強引に普通学級へ

普通学級選択までの道のり

 

うちの息子の場合、ホント見た目は全然普通なんですよね。
近所のおばさん達の中には障害があるって知らない人もいるくらいですしね。

 

日常生活(学校生活)で明らかに介助が必要な場合でしたら、
普通級ではないクラスに入れることも十分考えられましたが、
保育園生活も幼いながら友達とうまくやっていけましたし、
カメの歩みですが徐々に出来ることも増えてきました。

 

そうですと、親としては「普通級でもいいんでねーの?」って思っちゃうんですよね。
現在のネット普及率の高さは私たちのような立場の人間にとっても有効な情報を容易に
見つけることができますので、普通級に入れるかどうかについてネットで相談したり、
色々な人の情報を調べてみたりできます。

 

もちろん、私も「これでもかっ!」くらい情報を調べましたよ。

 

もしかしたら、まさに当時の私の同じような状況のパパさんやママさんが「普通級に入れる不安と期待」で、
このページを見てるかもしれませんね。

 

私も色々と調べた結果、やはり普通級で社会性を身につけさせたいと強く感じ、
通っていた療育センターにも学務課にもそれを伝えました。

 

幸いにして近所の小学校には通級学級もありましたので、
最終的には【普通級に籍を置きながら、通級学級に通う】を選択。

 

これは今でもベストな選択だったと思っていますね。

 

ただ、こちらを見て「通級と言う可能性もあるな」と思った方に知ってもらいたいのは、
在籍する学校によって通級できる学校が指定されると思いますが、通級先の学校が遠いと大変です。
週1〜2回、朝と帰りは連れて行ったり、お迎えに行ったりしますしね。

 

親として「決めた!」となっても、そう簡単にはいきません。
役所側が用意した医師などが揺さぶりをかけてきます。笑

私を担当した医師は私と同じ男性、しかも私はヘラヘラしたオヤジなので、
保育園のページでも書きましたが、「そこまで言うんかい!」というくらい揺さぶってきます。

 

「お子さん、勉強についていけなくなったら、更に自信をなくしちゃいますよ」
「ストレスのはけ口として、弱い立場のこまぁ君が攻撃を受ける可能性もありますよ」
「お父さん、他の親も社会性を身につけさせたいと言って普通級を選択する人もいますが、だいたい3年生くらいで悩みますよ。」
「お父さん、諦めが肝心ですよ」などなど、色々なことを言って最初から支援級の方が良いと勧めてきます。苦笑

 

「ちなみに支援級から普通級に行くって子いますか?」の質問には「0ではありませんが、ほとんどいません。」
とのこと。それだったらなお更普通級じゃ!となりましたが。笑

 

そんな感じで何とか普通級+通級と無事に決まりました。
今、改めて思うことはホントに珍しくダメダメオヤジの判断が良かったと思っています。
確かに普通級に通わせたために辛い思いをしたこともあります。
しかしそれらはこれから大人になって社会に出れば、そのようなことはいくらでもあるハズです。
辛い思いが出来るのも普通級のおかげだからだったと思いますね。そこらへんの詳しいことは他のページで紹介します。

 

ちなみに息子は四年生から支援級のある学校に転校し、現在まで約3年近く過ごしている間に、
一年生から三年生まで支援級にいた男の子が、四年生からは普通級に移りました。

 

また、逆に五年生まで週一回程度、普通級から支援級に来てた男の子が、
六年生から正式に支援級に在籍・・・というのもありました。

 

(2011.5.27追記)
ここでは二通り(支援級から普通級へと普通級から支援級へ)の児童の例を
書かせて頂きましたが、どう思いますか?
この例を見ても、「支援級に入れたら絶対に普通級にはいけない!」とかではないのが
分かると思います。

 

ちなみに現在の息子のクラス(2011年現在、中学二年生)の女の子は、
やはり小学校五年生まで普通級で過ごし、六年生だけ支援級だったようです。
また、野球友達の女の子(2011年現在、中学三年生)は、中学の一年生まで
普通級で過ごし、その後、支援級のある中学(息子の中学)に転校してきたようです。

 

「絶対、これ!」って訳じゃないんです。
頭、固くなり過ぎちゃダメなのね。

 

悩みに悩み過ぎて、頭がカチカチになっちゃうと、柔軟な思考も対応もできなくなり、
動くに動けない、そんな状況になっちゃうよ。
そうなると、ストレスも溜まってイライラして・・・って、悪循環になるからね。

 

何が正解なんか分かりっこないのよ。
どんなに悩んで悩んでベストだと思うものを選んだとしても、
ちょっと違うかも・・・という答えになることだっていっぱいあるからね。

 

だからね、頭カチカチになっちゃダメだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考になる本の紹介

 
トップページのダラダラコメでお伝えした本に興味を持つ方が多かったので、こちらでも改めて紹介しますね。 最近、時期的に「普通級にするか、支援級にするか」を考えている方の訪問が非常に増えています。 ちょっとでも色々なことを知りたいと思ってる方に、こんな本は如何かなと思ってちょっと紹介
障害があるからこそ普通学級がいい

障害があるからこそ普通学級がいい
著者:片桐健司
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 この本は障害児と出会い、それによって今までの教育観を変えられた、ある先生の実践記録の本です。普通学級の中で、障害のある子や問題児と言われる子と、どう接してきたか、障害のある子がいる学級での授業のあり方、周りの子とのかかわり、行事、介助員、通知表のことなど、どこでも問題になりそうなことについて、先生が悩みつつ、どう考え、取り組んできたかが具体的に書かれている一冊です。
【目次】
第1話 普通学級にいついてしまったのぶちゃんから教えられたこと/第2話 みんないっしょがいいとあらためて思わされた直ちゃんとの6年間/第3話 和彦くんがしゃべった/第4話 理紗さんと仲間たち/第5話 いろいろな子たちとの出会いから