私のネットのお友達ママさんの妹さんが、当サイトの各ページを読んで
療育手帳のことが書いて無いけど、「こまぁは療育手帳を持ってるのか」と疑問に感じてたとのことで・・・
「た、確かに書いて無いや!」と、急きょページを作りましたわ!笑
実は我が家も小学校低学年の頃に、嫁さんが療育手帳のこともあり、児童相談所に連絡したことがあったんです。
一通りこちら側の個人情報を伝え、「では、改めて日程などの連絡をします」とのことを言われ電話を切ったのね。
その後、どうなったと思う?
・・・それっきりだったのよ。
アホなお役所仕事っていうのかな、いい加減だよね。児童相談所もさ。
そんなこともあって、取得はのびのびになってたのね。
大学病院でも「まだ、急いで取るメリットはないんじゃないかな」って話しもあったからなんだけどね。
軽度知的障害と言っても、それなりのことは分かっている息子ですから、
取得に際しては、本人に対してどうやったら気持ちを傷つけることなく取得出来るかが
我が家のポイントだったのですが・・・
非常にラッキーなことがありました。
それは先輩(お友達)とのやり取りでした。
当時、中一だった息子と仲良しだった中三の子達は、進路についてもみんなで話してたんです。
近くの支援学校を希望する者、電車とバスを使って通う就職に有利な支援学校を選択する者など、
イロイロでしたが、その中で子供たち同士で手帳の話しもしてたようです。
何でもお友達の真似をしたい息子は、自ら私に「手帳が必要だ!」って感じのことを言ってくれたのです。
取得についてはそんな息子の考え以外にも、学校側から年々軽度の障害の子の療育手帳の取得が
難しくなってるから、早めに取得して下さいって言われてたのもあったので、「中一での所得」が
我が家に取っても良いタイミングだったわけです。
療育手帳って必要としない人達にはイマイチ分からないもの。
必要としてる我が家でも、改めて不思議がいっぱいだったりするのね。笑
まず、名称。一般的には療育手帳ってそのままの名称で使われてたりしますが、
東京都にお住まいの方は、知的障害の手帳は「愛の手帳」って言われています。
※横浜市も愛の手帳っていうらしいですね。
それが埼玉県では「みどりの手帳」。青森県や名古屋市は愛護手帳と言われてるんですね。
また、東京都の場合、知的障害の程度区分を1度(最重度)、2度(重度)、3度(中度)、4度(軽度)って
感じに分けられていますが、
神奈川県の程度区分はA1(最重度)・A2(重度)・B1(中度)・B2(軽度)ってなっています。
まぁね、区分の呼び方が1度だったりA1って言ったりするなら良いんだけど、
これが稚内市のA(最重度・重度)とB(中度・軽度)の二つのみになるのね。
ちなみに息子は4度(軽度)なのですが、東京都の4度が所得できる基準は、
知能指数(IQ)がおおむね50から75で、簡単な社会生活の決まりに従って行動することが可能な子ね。
で、各度に言えるのですが、
必ず「判定基準の一部分について例示したものであり、最終的には総合判定により障害の程度が決められます。」
と、付け加えられます。
それを考えると、IQが75を超える子でも、所得が可能な場合があるってことね。
・・・それって、担当者のさじ加減一つってことかな。苦笑
でね、困ったことに都道府県や政令指定都市によって基準が曖昧だったりするのね。
IQの上限値が75のところもあれば70のところもある。
ある県では障害者として認定されて手帳が交付される場合でも、違う県に移り住むと、対象から外れちゃう・・・
なんてこも起きちゃいそうだよね。
これって普通に考えたら「おかしい」よね。
療育手帳って軽度の子の親にとっては非常に悩むものだと思います。
特に、まだまだ可能性を信じている親にとってはね。
所得する→子供の障害を認める・・・ことになるからね。
うちが所得した理由は、高等支援学校への進学と、その先の障害者枠での就職を考えてのこと。
※手帳を所持してることによる、JRや都営電車やバスの割引は使ったことないの。
でも、手帳は所得したらそのままって訳じゃなく、必ず更新があります。
重い障害の子でしたら、引き続き同じ等級で更新出来たりしますが、
軽度の子は更新できないこともあるんですよね。
これは非常に辛い。
支援級に入ってようがなかろうが、出来ない時は出来ない。
これも担当者のさじ加減の一つなのだろうか。。
だってさ、再所得が出来なくて、支援学校にも行けなくて、
障害者枠でも働くことができない・・・ってなったら、彼らはどうなってしまうか分からない。
で、行政は知らんぷりしちゃうのかい?
これはおかしいよね。
もっと先のことも考えて総合的に判定してもらいたいもんです。
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