学校転校・支援学級へ

学校転校・支援学級へ

ギリギリの選択を迫られて、普通級から支援級に・・・軽度知的障害児の息子とダメオヤジの日常をリアルに紹介。

学校転校(支援学級へ)

普通級に通うようになって三年目となり、徐々に授業でも遅れが予想通り出てきました。
紹介された大学病院でも四年生以降は更に難しい授業があるので、
こまぁに合った環境を用意してあげた方がいいのではないか?とも言われてました。

 

最終的には私の判断次第・・・みたいな状況になりましたので(笑)、
「そろそろですかねぇ」と支援級に入れさせることに決定!大学病院側にもそれを伝えると、
「では今回にてこちらに来なくても大丈夫ですよ。また何か気になることがあった時に連絡下さい」と言われました。笑

 

それからは息子にまだ内緒とお願いしながら普通級の担任や通級の担任、
役所関係に連絡し近隣の三校をピックアップ。
また、同時に仲の良い顔の広いママさんに三校の状況を聞いてみると・・・

A小学校は現在こまぁ君タイプの子よりもうちょっと重い障害がある子が比較的多い。
B小学校はちょっとキツイママ(おかしい?苦笑)が居て、その子供の年齢からすると、
何年間は一緒になっちゃうからねぇーとのこと。
(現在、そこの学校に通わせてるママも困ってるくらいのキツイママらしい。)、
C小学校は特に問題ないらしい。

 

そのような話しを参考にしながら、とりあえず距離的な問題もありB小学校は除外。
それで残ったAとCの小学校を見学しに行き、最終的にC小学校に決め、息子を一日体験入学をさせました。
最初は緊張していたこまぁでしたが、クラスのみんなが「こまぁ君!こまぁ君!」と言ってくれたおかげで、
すっかり緊張も解れて楽しんで過ごすことができました。

学校転校の理由

こまぁは案外色々なことを理解しています。
そのため、どのように本人に伝えるのが一番良いかを考えまして、最終的に「引越すから!」と。笑

 

でも、アホアホダメダメオヤジが選んだ次のマンションは、以前のマンションの場所より
今まで通ってた学校に近い場所。友達の家も徒歩2分程度。笑

 

息子も転校しなくてもいいじゃん!と言い出すし、学校の友達も「ここからなら学校近いじゃん!」と言う。笑
「うるせーガキ共、微妙にC小学校の学区なんじゃい!」と無理やり。

 

まぁ、色々なことがありましたが、普通級の皆様にお別れを伝え、たくさんの手紙を貰ったこまぁでした。

 

【番外編】
引越し先のマンションの大家さんから「入学祝い」と5000円頂きました。
(どうも入学するのに合わせて引越してきたと思ったようです・・・笑)
改めて息子の学年を伝えてお金を返そうとしましたが、さすがに渡したモノを返してもらうのも・・・とのことで、
「まぁ、いいわ!あげたもんだから!」と。。笑

難しいよね。

(2011.5.29追記)
支援学級のある学校に転校を検討したり、
入学前にどの学校を選択するかの問題って切実ですよね。

 

私もこのサイトを運営してからたくさんの方からメールを頂きまして、
その中でも多いのが「学校選びの苦悩」です。

 

私のように徒歩圏内にいくつか選択できる学校がある人なら
もう少し楽に選ぶこともできるのですが、近隣に学校が無い場合などは大変です。

 

また、通級学級を選択したいところだけど、近隣になくて困ってる人や
通級学級への送り迎えは仕事の都合で厳しいなどの悩みも多いのが現実です。

 

「通わせたい・・・でも、厳しい・・・」

 

こんな現実に直面して悩んでる人ってたくさんいるのね。

 

自分がパートを辞めて送り迎え出来れば良いのだが、経済的に苦しくなるので、それは出来ない・・・
こんなことを思うママさんもホントたくさんいるんです。

 

色々な葛藤があり、押し潰されちゃいそうな人がいっぱいなんです。
行政側もそのような悩みを理解し、ただ「支援級に通わせなさい」だけではなく、
各家庭の事情を考慮した案を提示してもらいたいもんですね。