3歳児検診で提案された療育センターですが、これは地域によって色々な名称ですね。
ちなみに当サイトでは分かりやすいように「療育センター」と書いていますが、
実際には福祉保健センター内にある●▲■園と言います。(もちろん、●▲■ではないのですが。笑)
確か5歳くらいまでは月に2回程度通い、6歳(保育園の年長組)の時から月に1回通う流れでした。
でもね、初日から4回目くらいまでは私の母親に連れて行ってもらってたダメダメオヤジなんですよ。(笑)
で、センター側から「できればお父さんと話しがしたい」とのことで(当然ですよねぇ。苦笑)、
そこからは私が保育園の卒園まで連れて行くようになりました。
センターでは毎回先生が作った積木と同じモノを作るようにさせることからはじめ、
年齢と共に徐々に高度な作業をするようになりました。
日常生活の中で良くありそうな場面を見せ、「○○な時、こまぁ君ならどうする?」と質問したり、
見せるカードの絵と反対のことを言うテストなどです。
例)暗い部屋→明るい部屋、狭い場所→広い場所・・・などです。
だいたい、毎回1時間弱の時間ですが、そのうちの8割程度がそのような訓練をし、
残りの2割は私と先生の話合いでした。
ちょっとした息子の変化や気になるところなど、二人だけですのでざっくばらんに話すことができました。
そんな会話の中で何気なく言った私の発言により、他の検査も行うことになりました・・・
0〜6才までの心身の障害または発達に遅れや、その心配のある子供向けの児童デイサービス施設です。
心身の発達を促し、日常生活に必要な能力や年齢に応じた社会性を身につけ、
家庭や地域でいきいきと生活できるように、個々に個別支援計画をたて、
それに基づき指導・援助しています。主な事業内容は集団療育・個別療育・相談事業などです。
集団療育・・・心身の全面的な発達を促しながら、社会性や自立の能力を獲得していけるよう支援。
わかりやすい場面設定の中で、主体的、自主的な遊びを通して子供の運動や認知、言語や情緒、
社会性と言った発達を促します。
理学療法・・・首のすわりが少し遅い、座位が不安定、身体が柔らかい、または硬いのが気になる、
四つ這いや歩行が遅い、歩けるが転びやすい、姿勢が悪いなどの悩みの場合、日常生活の中でどのようにしたら良いか
アドバイスをしてくれたり、子どもの状態に合わせて定期的に運動の指導も行ってくれます。
作業療法・・・遊びを中心とした色々な作業活動を利用し、その子の発達課題や現在・将来に
亘る生活を考慮した指導や援助をしてくれます。
【課題例】
運動機能(日常生活動作や遊びに必要な首のすわりや座位、立位、移動動作や肩や肘や摘む・掴む・離すと
言った手の機能、両手動作、目と手の協調性など)
日常生活技能(動作能力の発達や 書字動作などの学校生活に必要な学習活動も含めた、
食事・更衣・排泄・入浴などの日常生活能力)
学習基礎能力(学習に必要な方向や形、数や色や大きさなどの概念)
心理社会的発達など
言語聴覚療法・・・言葉が出ない、言葉が繋がらない、呼んでも振り向かない、会話にならない、言葉が詰まる、
音を繰り返して言うなどの悩みの場合、検査や指導などを行ってくれます。
※どの地域の療育センターも同じような感じだと思いますので、色々と不安がある場合は連絡して
相談に行った方がモヤモヤも多少は解消され、結果的に気も楽になりますよ。
「いやー、こまぁの奴、パジャマのボタンも満足に留められないんですよねぇ!笑」なんて、
何気に言った一言に、先生はちょっと待ってて下さいねと席を立ち、しばらくして他の先生を連れて戻ってきました。
連れて来た先生は作業療法の専門の先生のようで、自分のスケジュールとニラメッコして、
「○○日の○○時頃、これますか?」と。
まだ20代で可愛らしい先生でしたので、断る理由もなくOK!と。笑(この時、こまぁは5歳)
当日のテストとしては、毛糸の紐に次々と5円玉みたいな一つだけ穴が開いているようなボタン?を
通すことや、でんぐり返し、キャッチボールなど一通り試し、
その結果「まだ指先の感覚がちゃんとつかめていないみたい」とのことでした。苦笑
アドバイスとしては家庭でも指先を意識させることや、意識させる作業を根気よくやることと言われ、
また翌月は通常の先生といつも通りの訓練と話し合いを行いました。