過去のダラダラコメ18

過去のダラダラコメ18

不定期、気紛れに書いているダラダラとした日記です。ブログで書いてることとは違いまーす。笑

管理人のダラダラコメ 2012年7月1日

もう7月だよ。今年も半分終わっちゃったよ。悩み過ぎて動けないでいると、
あっという間に年末になっちゃうよー!
私はと言うと、先月は学校見学やら説明会やら体験会やらで
平日の休みは終わってしまったかな。苦笑
計4回ほど足を運んで来ましたよ。

 

もちろん、息子にとって「良い」と思える場所を見つけるためにね。
そんな時期に読みたくなった本があったので買ってみたよ。

利他のすすめ

利他のすすめ
著者:大山泰弘
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昨年の三月に発売された本で、先日の私のブログの方でもちょっと紹介しました。

 

全部で175ページほどなので、あっという間に読めます。
どのような思いで障害者雇用をしているかを綴った本なんだけど、
私たちが障害のある子供と生活る上での悩みを解決する
ヒントがあちこちに散りばめられているよ。

 

例えばうちの息子は何かを量るってことが分かってない。
ま、教えてないっていうのもあるんだけどさ。ニャハ

 

同じような障害者の人は多い。
だから、仕事上で材料を計量するのも難しい。
なぜなら100gがどうとかは理解できないから。
理解できないから、材料の分量を量る際も正しく目盛りを合わせことができない。

 

著者も当時は「なぜ、こんな当たり前のことが理解できないのか」と思ったのね。
毎日毎日、どうしたもんかと考えた。

 

で、ある時、閃いた。それは出勤時の彼らの行動。
毎日、彼らは駅の改札から会社に来るまで、途中いくつかある信号の識別をして、
一人で交通事故にあうことなく出勤できることに。
そう、歩行者用の信号を見て、青なら渡る、赤なら止まるを理解できていること。
そう、信号の区別、つまり、色の識別はできるってことね。

 

そこで、目盛りで量るのを止め、赤色の蓋の材料を量る際は赤色のおもり。
青色の蓋の材料を量る際は青色のおもりで量ることを教えた。

 

すると、迷うことなく障害者は出来るようになった。

 

健常者と言われる私たちは材料の重量を目盛りで把握するのが「当たり前」と考えてしまいますが、
知的障害者にとっては難しい作業になってしまう。
なぜなら、理解力に限界がどうしてもあるからなんですよね。

 

「普通はこうやる」という方法を強引に教え込もうとしてたから、うまくいかない。
そう、健常者にとっての「当たり前」を押しつけようとしてただけ。
だから、うまくいかなかったからといって障害者のせいにしても意味がないと。

 

障害者の理解力にあった工夫をすることが大切。

 

これは私たちが生活する上でも非常に参考になるヒントにならないかな。

 

上の例では「正しい重量を量るために、どうやって目盛りを理解させるか」と悩んだ著者だったが、
障害者が理解できる「色の識別」に置き換えて、問題をクリアすることができた。

 

毎日、帰宅してから約束している家のお手伝いを忘れてしまう子に
いくら口で注意しても伝わらない、忘れちゃう・・・。
そんな場合は紙に書いて毎日読ませるようにさせる。

 

まだまだ実践していない、色々なやり方があるはずだよね。

 

うちの息子のように算数の文章問題が苦手な子は多いはず。
「3つのリンゴを二人のお友達に一個ずつあげたら、残りはいくつ?」って書いてあっても
理解できない子は理解できない。文章を読んでも想像も出来なかったりね。

 

でも、それを絵にして描けば分かることも多いよね。
結局はそれと同じなんだろうなと。

 

自分の中の常識を押しつけるのではなく、
理解できる方法で伝える。

 

分かっているようで、つい忘れてしまってたことを思い出させてくれる一冊です。
お時間があれば是非読んでもらいたいな。

管理人のダラダラコメ 2012年5月31日

こんばんは!あっという間に5月も終わりだよね。どう?みんなは変わりないかな?
私はね、ブログの方にも書いたけど、久しぶりにオヤジらしいことをしたよ。笑

 

そう、地元の高等支援学校の学校公開&説明会に一人で参加してきたのよ。
さすがに専門だよね。重度の子には必ず先生?がついて回る。

 

挨拶もしっかり出来る子が多い。(その辺りはブログに書いてます。笑)

 

ただね、想像できないのよ。
この空間の中に笑顔の息子が勉強しているっていう想像が出来ない。
説明会が始まるまで、約30分くらい、小・中・高のクラスを見て回ったんだけど、
どこを見ても想像出来ない。

 

「あいつの行く場所はここじゃない。」

 

そんなことをボーっと考えてたよ。
ただ、目指すところを落ちれば、自然とここに行く事になるんだけどね。^^;

 

そんなこともあり、息子が帰宅した午後7時頃より、ちょっと息子と真剣に話しをした。

 

でもね、もちろん息子は私の言うことを素直に聞く訳がない。

 

終盤になると・・・

 

「なぜ、高校は義務教育じゃないんだ!義務教育なら行きたい高校に行けるのに!」
「支援学校に行っても、友達にどこに通ってるかは言えない」
「支援学校だと働ける先は少ない」
「そもそも、オレは中一の時から、高校には行きたくないんだ」
「なんで、オレは脳ミソがダメなんだ!」
「こんな脳なら死にたいよ」
ホントはもっともっとネガティブ発言爆発。苦笑

 

全てが本音では無いにせよ、これらの息子の発言は、オイラの心にダイレクトにダメージを与える。

 

キツイね。凄いキツイ。
なんだろ、私の新たなステージは今までに経験したことがないくらいのキツさだよ。
気を許すと心が折れそうになるから「ポジティブ!ポジティブ!」って自分の心に言うのだがキツイねぇ。
心の中では「悪い、ホントに申し訳ない。」って思ってても、それを言ったところでどうなるって訳じゃないから、
息子には伝えない。(というか、伝えられないよね。苦笑)

 

でも、それ以上にキツイのは息子自身なんだよね。
中途半端に色んなことが分かっちゃうからこその辛さ。

 

オイラも辛いけど、その何倍もの辛さが今の息子に襲い掛かってるんだよね。^^;

 

で、今晩息子が出した答えは、距離の遠さから「止めた方がいい」と私が言ってた
ビジネス系の支援学校だ。

 

奴の精いっぱいの反抗?抵抗?訴え?だと思うけど、
私は「そっか、お前がそこが良いと言うのなら反対はしないよ」としか言えなかったよ。

 

オイラもまだまだ修行が足りないなぁって思った5月最後の日でしたよ。苦笑
(オイラも息子も、共にもっと強くならなくちゃ!ってね。(^^))

管理人のダラダラコメ 2012年4月26日

おはよう!
あっという間にもうすぐ5月だよ。
アメブロのブログをチェックしてくれている人達なら既にご存知だと思いますが、
我が家でも息子が中学三年となり、新たなステージ突入となったのですよ。

 

今回のステージの最大の目玉は何と言っても来年の進路です。
現在、彼の中には三つほど選択肢があるのね。

 

・普通高(夜間・単位制等含む)
・特別支援学校(ビジネスコース・普通級含む)
・仕事(バイト・正社員・契約社員含む)

 

こんな感じね。

 

中学一年の頃は、仲の良い先輩から情報を仕入れ、
「僕も高校行くなら手帳が必要らしいから取るんでしょ?」となりましてね、
小学生の頃じゃ考えられないくらいスムーズに手帳所得までいったのね。

 

で、先輩が目指していたビジネスコースに落ち、近所の支援学校に入った時も
先輩がそこに行くのなら・・・って気持ちがあったのですが、
今は全て拒否状態。笑

 

うん、これは仕方ない。親も初めての経験でフワフワしているんだから、
子供だってフワフワして当然だもんね。

 

とにかく今、息子は「否定の材料」を集めまくってます。笑
ビジネスコースに受かった他の先輩の話しを持ちだし、
「○○君はあの高校に行かなきゃ良かったって言ってた」とか、
「電車とバスの通学なんか面倒だ!」とかね。

 

で、親はその逆の材料を見つけて伝える。

 

でも、全てを否定する。そりゃ両者イライラするよね。

 

嫁さんは次も大切だけど、その先(仕事)のことも凄い心配しててね、
それでいて私はこんな性格だ。
嫁は嫁で私にイライラする。笑

 

わーお、まさに我が家は只今、負のスパイラル中!!!爆

 

ま、今はね、強引に息子の気持ちを変えさせようなんてことしたら
奴の気持ちも更に強く拒否の姿勢になるだろうから、
ここはしばらく様子見ですわ。

 

私が最近聞いているサブリミナルCDの作者のメルマガが今日届いたんだけど、
凄い良いタイミングでヒントが書いてあったのね。
ある人の人生相談で、ある人は予定通りにいかないと、ちょっとした焦りを感じる性格なのね。
それについて、ヒントとしてそんな時でもリラックスして、流れに身を任せ、展開に委ねる。
その結果、届いた環境を楽しんで受け取ろうねって感じ。

 

冷静な状態でこれを読んでる人なら分かるよね。
誰だって予定通りや思い通りにいかないと、焦りやイライラに繋がるからね。
で、しちゃいけないのは、自分の意識を焦りやイライラに当てちゃうことだよね。
本来やることとは別なこと(この場合、自分の気持ちね)にスポットを当てるのは良くない。

 

それなら気持ちを切り替えて、予定通りや思い通りに行かなかったことにも「意味」があるんだと考え、
その流れにちょっと乗ってみましょうねぇってね。
まさに我が家がちょうどそんな感じなんだよね。

 

ここはひとまず、流れに乗ったからこそ「見えてくるもの」を感じてみようって思います。
もしかしたら気付かなかった息子の気持ちを知る機会に繋がるかもしれないし、
また違った進路などの情報が集まるかもしれないからね。

 

もし、あなたが私と似たような状態なら、一緒になぜそうなったか「その意味」を知るためにも
流れに身を任せてみない?もちろん自然体でね。笑
力むと溺れるからさ。ギャハハ

 

じゃ、またね!

管理人のダラダラコメ 2012年4月8日

こんにちは!

 

昨晩、お花見で今日は二日酔いの私。苦笑
他の家族は出掛けてるので一人マッタリとサイトの更新じゃ。笑

 

ここ最近、立て続けにメールで似たような問いかけがあったのでサイトでも書いてみます。
ま、簡単に言うと・・・
「ダメオヤジさんのように強くない、どうすればあなたのように笑って過ごせるのか?」
って感じの質問ですね。笑

 

質問者側は「私は弱い、だからあなたのような振る舞いは出来ない」ってこと。
そのような質問が立て続けに2人から届きました。

 

たった二人かよ!って思っちゃダメよん。笑
二人も居たと言うことは、もっといるんじゃないかなぁって思ったのよ。

 

まあね、サイトやブログでしょっちゅう「ニャハハ」とか「ギャハハ」って書いてれば
誰だって思うかもしれないな、そう、能天気なダメオヤジって!ギャハハ

 

でもね、あまり書きたくないんだけど、私は弱い男。
へたしたらあなたのご主人より、いや、あなたよりも弱いかもしれない。
弱いと感じるあなたと私、似てるのになぜこーも違うのか。

 

それはね、私は自分の弱さを受け入れ、そうならないようにケアを心掛けてるからなの。
なに、そんな難しい事なんかしていない。(と言うか難しいことなんかしたくない。笑)

 

例えば私は首や腰が弱い(笑)。
体調を崩したりすると、その部分がやられることも多いのね。
だからそうならないためにも、最近はまたまめに接骨院に行ってポキポキしている。
そんなのと同じなのね。
じゃ、どーするか。好きなことをしたり、気持ち良くなる好きな音楽を聞いたりして過ごすだけ。笑
なんてことないでしょ、そうやって気持ちをうまく切り替えて乗り越えてるの。

 

抱え過ぎ、集中し過ぎは間違いなく潰れます。
もし、あなたが専業主婦の立場なら、それこそうまく自分をコントロールしないと潰れます。
もちろん、パートなり社員なりで、家庭も仕事も頑張ってる人も同じなのですが、
外に意識を向けられる分、労働としては大変だけど、気持ちの切り替えができます。

 

でも、専業主婦の人は、考えようと思えば四六時中「悩む」ことが出来てしまう。
どんどん自分を不利な立場に追い込んでしまうこともできてしまう。
だからこそ私は7割の力でと常日頃書いてるのね。
また、好きなことをしましょうとかね。

 

だからね、私のように障害のある子を育ててる親ほど、自分自身のケアを
心掛けないといけないんだよね。

 

中にはね、他から「子供に障害があるんなら、もっとしっかりしなさい!!」とか、
「とにかく子供中心に考えて生活せよ!」なんて言う人間もいる。

 

私はね、少数の意見かもしれないけど、それは違うと考える人。
子供が大変だからこそ、それ以上に自分自身を大切にした方が良いって思う人なの。

 

もし、弱いからダメオヤジと同じように思えないって考えてるのなら、
「意識して違うことに目を向ける」ってことを考えてもらいたいな。

 

何度も書いているけど、子供の障害と向き合うのって短期間じゃない。
長期間、それもかなり長い長期間だよ。
自分自身に厳しくしているだけだと、ちょっとしたことをキッカケに崩れてしまう。
心と体のバランスが崩れると大変だからね。

 

あなたが具合悪くなると、一番悲しむのはお子さんなんです。
あなたが悲しい思いをすると、お子さんも悲しくなるんです。
あなたが笑えば、お子さんも楽しい気分になる。
あなたがワクワク過ごせれば、お子さんもウキウキ気分になれる。

 

だからどうすれば良いか・・・。分かりますよね?ニャハ

 

ちなみに最近の私のおススメは新たに追加したページ「自分自身の為に」で
紹介しています。(^^)